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最期の1週間。。。

2008.05.22 (Thu)

5月9日。
この日、病室に着いたら。。。
妹の鼻に酸素吸入の管がありました。
前日の夕方から、つけたらしい。
呼吸が・・・つらくなってきたみたいです。
点滴もつけていました。
今まで、妹の周りにはそういう器具は、何もなかったのに。。。

そして、やっぱり一睡もできなかったらしく、またうつらうつらと。。。
昨晩、息苦しかったそうで、呼吸器科の先生が来てくれると看護士さんから。
前日には、レントゲン撮影もあったそうで。。。

検査のことについて、妹と話しました。
検査がたくさんすぎて、しんどいと。。。
1日のうちに4つくらい検査がある日もあって、疲れると。。。
検査のときのベッドが固くて、長時間寝ていると痛くてたまらないと。。。
検査が集中して行われたのは、すべて妹のためなんです。
1日でも早く、原発を見つけてあげたいから。
1日でも長く、生きていられるようにしてあげたいから。
主治医の先生が、無理して頑張ってくれたスケジュールだったんです。
でも、妹は、つらかったんだよね。。。
かわいそうなことしたなぁ。。。

ほとんど食事も摂れてないんだけど、喉だけは渇くらしく。。。
入院前から、ずっと500mlのペッドボトルを手元に置いてた妹。
それも、1本じゃないの。
水とお茶の2本を必ず。

 「ジャスミン茶、おいしいなぁ。落ち着くわぁ。」

たまたま、誰かが1階のコンビニでジャスミン茶を買ってきてたらしく、
それを飲んだ妹、えらく気に入ったようで。

 「まだ、あった?なくなってたら、買ってきて。」

コンビニで、ジャスミン茶2本、麦茶1本を買ってきてあげた。
こんなことしか出来ないんだよなぁ。わたしって。。。

やっぱり、暑い暑いって訴える妹。
この日は、結構涼しかったのに。。。
呼吸が浅くなってきた結果、軽く運動をしたような感じになってるんだとか。
だから、暑がるそうな。。。

お昼になって、母が来て。。。

 「2人で食べておいで。」

妹ね、母のことをとっても気遣っていたんです。
わたし1人のときだと、そんなこと言わないのに、
母には、食事に行くように、そろそろ帰るように・・・とか言うの。
ほんとは、ずっとついていたいんだけど、そんなことしたら妹が不審がるから。。。
昼食を摂ってる間中、話すことは、妹のことばかり。。。
それも、「なんで?どうして?」ばっかり。。。

もおね、妹が義弟が側にいないとダメって感じになってきていて。。。
ちょっとでも、義弟の姿が見当たらないと、「Jちゃんはどこ!?」って。
すぐに義弟に戻ってくるようにとメールをする始末。
義弟が側からいなくなるのが、不安で不安で仕方なかったみたいで。。。
この頃から、妹を一人に出来ない状況になってきていました。


5月10日。
この週末も、子供たち3人は我が家にきていました。
たしか、雨だったなぁ。

午前中、義弟が末っ子の晋を病院に連れて行きました。
やっぱり、他の2人には秘密で。。。

昼からは、翌日の11日が『母の日』だったんで、

 「ママにお手紙か絵を書いて贈ろうか♪」

なんかね、一生懸命書いてた。
姪っ子のみずきが、すごい頑張ってた。
晋は、それを真似して書いて。
勘は、絶対にわたしに見せてくれないの。

何時ごろだったか。。。
午後にね、父から電話があったの。

 「あと2日くらいしかないらしい・・・(泣)」

たびたびそういうことを言ってきてたんですよ、うちの父親。
でも、そのときは切羽詰った感があったんで、
わたし、すぐに病院に行こうとしたわけです。
でも、子供たちに言えないから、

 「PTAの会議に行ってくるから!」

って嘘ついて、家を出たんですよ。
そしたら、またすぐに父から電話があって。。。

 「Jちゃんが、勘(長男)を連れて来てくれって言ってるから、連れてきたって。」

家に戻って、勘には、

 「ばあちゃんが、忘れ物持って来てくれるから下に行こうか。」

って、連れ出して。。。
家を出てすぐに、他の2人はすでにママのところに言っていたこと、
これからママのところに行くことを告げて。

心配しながら病院にいったんだけど、病室の妹は、前日と比べてそんなに変わりなく見えました。

ただ、せっかく久しぶりに勘と会ったのに、ちょっと会話をしただけで、すぐに顔を背けてしまって。。。

 「ママに風邪がうつったらあかんから、今日はもう帰りぃ。」

って義弟から言われて。
たしかに勘は、くしゃみをしてたんだけど・・・
あとから聞いたら、そのとき勘の目が赤くて涙ぐんでるように見えたから、
妹がつらくなったらしい。

実際は、勘、アレルギー性の結膜炎になってただけなんだけどね。
妹は、かなり神経質になっていたみたいです。

その夜、義弟に翌日の母の日に、子供たち3人を連れていっちゃダメかと聞いてみたんだけど。。。
ダメって。
妹がね、

 「子供たち3人が集まるときは、自分の死期が近づいた時やんな・・・」

って言ってるからって。
そして、この日から、義弟が病室に泊まりこむことになりました。


5月11日。
この日は、子供3人を送って、妹の家に行きました。
そこで一時帰宅中だった義弟と妹の現状について話をしました。

 「今のMの状態はどんな感じなの?」
 「今、部屋の空気だけで呼吸ができなくなっています。酸素投与が今5リットルです。」
 「Mは、あとどれくらいなの?」
 「あと、2週間ほどだと思います。」
 「来週もこども達、うちで預かるから。」
 「来週は・・・わからないです。」


そんなにひどい状態なのか。。。
父が、毎晩泣きながら、「もぉ、あかん。どおしよ。今夜がヤマや。」などと言ってきてたけど、
「何、アホなこと言ってんの!そんなん口にしたらあかん!」一喝してたの。
でも、一番妹に近い義弟の口から聞いたら。。。

夕方、妹から頼まれてたMP3プレーヤーを買いに量販店へ。
帰宅後、KAT-TUN曲を全部入れて。。。


5月12日。
朝、06:45、妹からメール。

 「今日、来てくれる?早めに(>人<)」

義弟が仕事に行かなきゃいけないから、6時ごろに家に戻ったらしいのね。
で、妹ひとりになって。。。
心細かったんだと思う。
もちろん、朝から行くことにしてたんだけど、
ちょっとだけ学校に行ってPTAの仕事をしなきゃいけなかったの。
子供たちと一緒に学校に行って、即効で仕事をひとつ処理して、
病院についたのが、9時ごろ。

週末に1人部屋に変わっていました。
これが何を意味するのか?
9日には鼻からだった酸素吸入器が、マスクに変わっていました。
変わっていたというより、併用になっていた。
妹が自分でその時々の楽なほうを選んでつけてました。
血中酸素濃度を測定するセンサーを指につけててね。
この数値をすごく気にしてた。
この日は、95~6で安定してたなぁ。

10時ごろだったかなぁ?
前夜、点滴が漏れてしまったから針をはずしたとかで、新たに点滴の針を入れに先生がきてくれました。
ところが・・・
わたしと一緒で、血管が見つけにくくて。。。
先生や看護士さんが、何回か針を入れてくれたんだけど。。。
失敗。
30分くらいやってたと思う。
見てて、かわいそうでね。
だって、すごいしんどいのに、何回も何回も針を刺されてさ。
痛いんだよ、点滴の針を入れるのって。

昼前に母もきたんだけど、やっぱり妹が

 「2人でお昼食べておいで。」

ほんとは、妹一人にしたくなかったんだけど、すう言ったところで、妹は強がるだけだから。。。

でもね、昼食から帰ってきたら、妹が午前中に比べてかなりしんどそうになってたの。
すんごい後悔した!
なんで、離れちゃったんだろ?って。
で、「足が痛いから座薬を入れて欲しい」って言うの。
看護士さんにすぐにお願いしにいって。。。

母がきたんで、わたしは家に戻ることに。
ただ、母は3時ごろまでしかいれなくて。。。
そしたら妹が、

 「Jちゃんは、何時ごろに帰ってこれるのか聞いて」

って。
自分でもメールしたりして。。。

 「お母さんが帰ってからJちゃんが来るまでの間、お姉ちゃんもう一度来てあげるよ」

でも、妹、「大丈夫やから。」って言うの。
ひとりにするのが、心配で心配で。。。
でも、妹がそう言い張るから、わたしは2時頃帰ったんだけど。。。

16:34。
妹からメール着信。
 「今から来れない?」

16:35。
わたしからの返信。
 「どうした?」

16:37。
 妹「不自由やから悪いけど急いで来て」

16:40
 「わかった。」

16:44。
 妹「タクシー代払うし来て」

16:50。
 妹「どれくらいかかる?」

16:53。
 「30分以内には行ける。」

17:01。
 妹「ありがとう」

最初のメールに返信してすぐに、かなえを預けるために友達のところに連絡をし、
ダンナに連絡して、よしきがスイミングに行くから7時ごろに迎えに行ってもらうように伝え。
大急ぎでかなえを友達のところまで連れて行っんだけど、
その時点で最初のメールから15分は経っていて。。。
妹は、かなり切羽詰った感じでメールしてくるし。。。
心配で心配で。。。早く病院に着きたくて。。。
なのに、電車は各駅停車。

やっと病院に着いたのは、17:15頃。
病室に入ったら、看護士さんがいて。。。
妹が痛がっていた。。。
どうやら、わたしが着く直前に我慢できなくなった妹が看護士さんを呼んだらしい。

 「足、腰、右の背中が痛い。重い。こんな痛みははじめて。」

ほんとにつらそうやねん。。。
すごい痛そうやねん。。。
でも、我慢してやるねん。。。

わたし、つらくてつらくて。。。
妹が痛いっていう箇所をさすってやったり、足を動かしてやったりすることしか出来なくて。。。
看護士さんに、「この痛み、なんとか出来ませんか?」って言うことしかできなくて。。。
痛み止めを飲んだんだけど、ぜんっぜん効いてこなくて。。。
6時になったら夕飯で、そのときに食後の痛み止めの薬が出るから、
今は痛み止めは出せないって言われて。。。
なんとかしてやりたいに。。。
かわいそうで、かわいそうで。。。

しばらくしてから看護士さんが、食後の薬を食前に飲んでもいいからって言ってくれて。
でも、前に薬を飲んだときから30分以上あけないとダメだからって。。。

 「もう少し。もう少ししたら、痛み止め飲んでいいって。」

かわいそうで、かわいそうで。。。

そんな間にも、

 「Jちゃんは?まだ帰ってこない?」

って、義弟にね、自分でメールしてた。
わたしからすでに連絡してるって言っても、何回もメールしてた。

昼、わたしが帰ってから、ベットのマットを交換してたのね。
普通の病院のマットから、エアーマットてやつに。
妹の訴えによると、そのマットに変えたら、すごく痛くなったと。

もぉ、マットを変えてもらうしかない!!

看護士さんにお願いしました。

対応、早かったです。
すぐにマットの交換をしてくれました。
大変なんだけどね。このマット交換。
マット交換っていうより、ベッド交換だから。。。
10人くらいの看護士さんたちで、交換してくれました。

そしたら。。。
ちょうど薬が効いてきたのか。。。
完全に痛みはなくならなかったけどかなり治まって、義弟も帰ってきて。。。
妹、落ち着きました。
義弟は、こんな妹をずっと見てきたんだなって思うと。。。
妹ね、このときまで、義弟の前以外では、しんどい姿を見せなかったの。
頼ることもしなかったの。
だがら、このとき、ほんとにどうしようもないくらいしんどかったんだと思う。

義弟に妹をまかせ、わたしは帰宅しました。。。
KAT-TUN曲を入れたMP3プレーヤー、この日妹は聴けなかったようでした。。。

長くなったんで、ここでいったん終わります。



23:22  |  カテゴリ未分類 by楽天分  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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